所長のブログ [記事一覧]|2013年09月

本日付で行政書士登録を抹消しました。

2013年09月30日

今日で、9月も終わりですね。

街を歩くとあちらこちらにハロウィン・グッズがならび、本格的に季節が秋に移ったんだな~と感じます。天気の良い日中は、まだ半袖でもちょうど良いくらいですが、さすがに朝晩は冷え込むようになりましたね。季節の変わり目、風邪などひかずに、気持ちの良い気候を楽しみたいものです。

さて、以前お知らせしましたように、9月末付で行政書士登録を抹消しました。
といっても、開業して以降、実際に私が行っていた業務は、税理士資格のみでできる業務なので、現実的に変わるところは何もありません。

開業当初は、行政書士登録をすることによって、業務に広がりを持たせようと考えていましたが、様々な業務を経験していくなかで、考えが変わりました。守備範囲を拡げて広く浅くやっていくよりも、今は税理士業務に専念し、これについては誰にも負けない、という自分の得意分野を作ることに力を注ぎたいと思います。

「誰にも負けない得意分野」が何なのか、どのように自分の売りにしていくのか、まだはっきりとお伝えすることができないのですが、構想はあります。これまでの経歴を生かし、「語学」と「添乗員の経験」を活かして仕事をすること。添乗員としての接客経験は、確かに今の業務にも役に立っていると感じます。が、もう少し直接的に、英語と海外添乗の経験を、税理士業務に結びつけていきたい、というのが私の希望です。

「語学」「海外」「添乗」「接客」「税務・会計」

もともとが好きな分野なので、方向性さえ決まれば、実現に向かって努力することは自分にとっても楽しみになるはずです。夢は、具体的であればあるほど、実現する可能性が高くなるといいますから、どのような形にしたいのか、まずは方向性を決め、「なりたい姿」をできるだけ具体化して、頭のなかに描きたいと思います。

「この分野ではどこにも負けない」、という特徴・魅力のある税理士事務所を目指して、一歩一歩がんばります!

ランニング in パリ

2013年09月29日

昨日に引き続き、業務外の話題です。

ランニングをすること、は既に生活の一部になっているので、走らないと体が気持ち悪いんですね。。そういった人は多いみたいで、毎朝走っていると、同じ時間に同じ人とすれ違います。特に挨拶をするわけではないのですが、ある意味、「顔見知り」ですね。

この体に染みついた習慣、困ったことに、旅行中でも何でも、走らないと調子がおかしくなってしまうんですよね~。だから、ここ数年は、海外旅行に行くときも、ランニングウェアとシューズは必需品です。今回のパリ旅行にも、持っていきました。

ただ、旅行中は子供も父もいるので、あくまで観光がメイン。昼間にのんびりランニング、はできないので、走るとしたら、やっぱり朝。朝食前に早起きするのが、一番確実に走る時間を確保できる方法です。

時差のせいもあって、朝は自然と早くに目が覚めました。(フランスは日本より7時間遅れ)
が!現地に行ってみて気づいたこと - 今の時期は、夏時間のためか夜明けが非常に遅い!
朝6時で真っ暗。7時でも薄暗い。ようやく明るくなってくるのは、7時半過ぎ。7時半じゃあ、そろそろ朝食を食べて観光に出かけよう、という時間なので、走るには遅すぎます。

日本だったら薄暗くても走ってしまいますが、さすがに外国で、慣れない町で、暗いなか女性がひとりでランニングをするのは危険かも、、と躊躇しました。(ちなみに旦那は朝寝坊なので、早朝ランニングにつきあう気はなし)せめて、ランニングをする地元民でもいればそれに混じって、と思いましたが、暗いなか走る姿はなく。

さすがに、あきらめました。外を走るのは。でも、ホテルのフロントに聞いたところ、地下にフィットネスジムがあるとのこと。しかも24時間!今回の旅行では、フィットネスジムのランニングマシーンでがまんすることにしました。

朝4時とか5時に目が覚めてしまってジムに行きましたが、さすがにその時間だと一番乗り。宿泊者専用のジムとはいえ、ちょっとこわかったですね。。(ジム内に響きわたるのは、自分の乗っているランニングマシーンの音のみ。。。)でも、体は満足し、おかげでおいしく朝食をいただくことができました。

今、世界的にランニングがブームのようですが、パリ市民は、いつランニングしているのかな~と思っていたら、現地最終日の夜に謎が解けました。
私たちは、最後の夜を楽しもうとセーヌ川ディナークルーズへ。8時くらいにクルーズを終えて、河岸の公園を歩いていたら、ランニングをする人たちがあちらこちらに!

河岸に立つ美しい歴史建造物を見ながら、緑の多い公園を、気持ちよくランニングしているではないですか。日が長いとはいえ、8時過ぎだとさすがに暗いのですが、それでも朝に比べて人通りも多く、外を歩いていても危険な感じはありません。(もちろん、暗い路地などは避けますけど。)
町全体が、午前中は静かで、午後から夜にかけて活気づいてくるような印象を受けました。

今度来るときは、夕暮れ時に、気持ちよくセーヌ河岸を走りたいな~、なんて思ってパリ最後の夜を終えました。

そうそう、もうひとつ、いつか出てみたいフランスのマラソンがあります。毎年9月に開催される、ボルドーのメドックマラソン!
ワインを飲みながらブドウ畑のなかを走る、”究極の”マラソンなんですって。打ち上げはシャトー貸切でバーベキューパーティーだそうですが、果たしてゴールまで辿りつけるのかどうか、いつか挑戦してみたいです!!

保育参観

2013年09月28日

週末なので、業務に全く関係のない、家族ネタです。

昨日は、娘の通う保育園の参観日でした。

娘は0歳のときから保育園に通っていますが、保育参観は今回が初めて。
0歳から2歳までのクラスでは、ママパパが同席していると普段の様子を見せることができない(ママパパにくっついてしまって)ということで、保育参観は3歳児クラス以上で行われるのです。

ひとりっ子で、家ではわがまま放題な娘ですが、保育園ではいかに。。
期待半分、不安半分で臨みましたが、意外や意外、ちゃんとやっているではないですか!

3,4歳になると、それぞれ個性も強くなってきて、クラス内での行動もさまざま。十数人いるクラスを見渡すと、興味があるものを見つけると周りをかまわず夢中になる子、先生の声掛けをきかずに活発に動き回る子、参観に来たママの顔を見て泣きべそをかく子、お友達とべったり一緒に行動する子、、、。

言い聞かせても、まだ十分には理解が難しい、しかし自我はしっかりと芽生えているこの年齢の子供たちを相手にする保育園の先生は、ほんと大変だな~と思いました。

うちの娘は7月生まれで、クラス内では月齢が高いほうです。このくらいの年齢だと、同学年でも、月齢の違いによって成長度合いにもかなり差があります。

0歳から同じクラスで園生活を送っていますが、常に自分より月齢の低い子たちのなかにいるせいか、先生によると、「クラスの子たちの面倒をよく見てくれる、お姉さん的存在です。」、とのこと。

家での「甘えん坊+わがままっ子」な娘をみていると、「面倒見がいい」とか「お姉さん」と言われても、ホントかな~と半信半疑だったのですが、半日クラスでの様子をみていたら、本当にそんな感じで。

先生の言うことをよく聞いていて、率先して動いているし、他の子の面倒をみるような様子もあるし、ママパパが見ているから、普段の様子とは違う「よそゆきの顔」もあるのでしょうが、それを差し引いても、集団生活のなかで、ちゃんと「自分の役割」を果たしているように見えました。。

そこで感じたのは、人は、「他者からどう見られているか」によって行動も変わる、ということ。私たちはみな、それぞれの集団において役回りがあって、周りからの期待に応えるような行動をとっているのではないでしょうか。

それは、大人でも子供でも同じこと。
娘は、家では、ひとりっ子で、大事にされて、わがままを言っても(ある程度は)聞いてもらえるし、できないと言えば助けてもらえる立場。なので、そのように行動している。
それに対して、保育園では、クラスで月齢も高く(ついでに体も大きい)、皆の面倒を見るお姉さん的存在、と先生からも見られているので、その期待に応えるような行動をとっている。

私たち大人も、それぞれ属する集団によって、「こういう人」という他者から持たれているイメージがあって、それに応じた行動をとっている部分が、少なからずあると思います。意識的にそうしている部分と無意識にそうしている部分とがあると思いますが。

子供の行動は、周囲の影響を、大人以上に強く受けているように思います。だから、この子はこういう子、というレッテルを貼られてしまうと、本当にそのように行動するようになるのです。

だから、娘と接するときには、常に、プラスのイメージ、肯定的なイメージを強く持って接するべきなのかな~、と今回の参観を通して思いました。「こうしなさい、ああしなさい。」と言葉で言うよりも、「あなたはこういった行動がとれる。」という気持ちをもって接するほうが、よほど有効だし、親子の信頼関係も強くできるのかな、と。

なんて、日々の生活でそれを実行することは難しかったりもするのですが、そういった気持ちは、常に持っているようにしたいものだ、と感じました。


軽減税率 ~ フランスの場合 ~

2013年09月27日

おはようございます。
秋晴れの、さわやかなお天気ですね。
今日は、たまには税金のお話を、ということで、フランスに関係した消費税のお話です。

日本でも、消費税率が上がった場合に、食料品などの生活必需品については軽減税率を導入する、という案が検討されていますよね。
現在の状況では、税率が10%になるまでは、軽減税率の採用はなさそうですが。

今回、フランスを旅行して、色々なところで買い物をしたり、飲食をしたり、乗り物に乗ったりしましたが、レシートをよく見てみると、記載されている税率が19.6%だったり、7%だったり、5.5%だったり。。

興味があったので、帰国後に調べてみました。
フランスでは、付加価値税(VAT)の標準税率は19.6%です。
が、たいていの欧米諸国と同様に、課税される対象によっては、軽減税率が適用されています。
概要は、次のとおり。

* 旅客輸送、肥料、宿泊施設の利用、外食サービス等 - 7%
* 書籍、食料品等 - 5.5%
* 新聞、雑誌、医薬品等 - 2.1%

『生活必需品』や『生活に不可欠なサービス』には軽減税率を採用する、というのが基本的な考え方ですが、細かく見ていくと、これがけっこう面白いんです。

上記にあるように、食料品には基本的に5.5%の軽減税率が適用されますが、次に掲げる項目については、限定列挙して軽減税率の対象範囲から除かれており、標準税率(19.6%)が適用されています。

*アルコール飲料
*チョコレート、カカオを含む一定の製品
*マーガリン
*キャビア
*レストランやホテルなどで販売されその場で消費がなされるもの

軽減税率の対象外とされる理由は、ぜいたく品だから、ですね。
ただ、軽減税率が適用されるか否かを決定するには、単に必需品か嗜好品か、という基準だけでなく、政策的要素も関係してきます。

例えば、キャビアは標準税率が適用されますが、フォアグラ、トリュフは軽減税率です。フォアグラとトリュフは高級品ですが、フランスの重要な産物であるため、国内産業保護のために、軽減税率が適用されているんだそうです。(ちなみに、キャビアは輸入品が多い。)
同様に、バターは軽減税率ですが、マーガリンは標準税率です。なぜなら、酪農はフランスの重要な産業であるため、酪農家を保護するために軽減税率が適用されているのです。

このように、軽減税率が適用されるか否かについては、国側と事業者側で様々な利害関係が絡んでくるため、軽減税率の対象となるか否かについて、税務当局と事業者側で訴訟となるような例がしばしばあるそうです。

日本では、軽減税率を導入するか否かで議論されている段階なので、まだ、具体的な品目についての検討はされていませんが、いざ導入となったら、対象品目の選定は一筋縄ではいかなそうですね。。。

余談ですが、軽減税率や非課税が適用される品目については、各国で面白い例がいくつもあります。
例えば、、カナダでは、外食は課税ですが、家で食べる食料品は非課税です。面白いのは、ドーナツを購入するとき。買うのが5個以内であれば消費税がかかり、6個以上買うと非課税になるそうです。
5個以内の購入は、その場で食べる「外食」として扱われますが、6個以上の購入は、「多すぎて、その場では食べられない。だから持って帰って家で食べる『食料品』として扱われ、非課税」という考え方だそうです。。。面白いですね!

仕事再開!

2013年09月26日

昨日の午後、6日間のパリ旅行から戻ってきました。
今日から仕事再開です。

時差ボケなどは特にないのですが、まだ頭のなかが半分お休みモードで、なかなかエンジンがかかりません。やるべきことは、たくさんたまっているのですが。
「やることリスト」を眺めつつ、とりあえず今月締切のものは終わっているし、徐々に体(頭)を慣らしていこう、という感じです。

旅行中のあれこれは、また、折をみて書こうと思いますが、ひとつだけ、この旅行中に感じたことを言うと -
たまには、ネットやメールがない生活も良いものだな、と思いました。

この旅行中は、ネットもメールも、一切シャットアウトしました。スマホは持って行ったのですが、時計代わりに持ち歩いていただけ。

実は、出発前は、1日に一度のメールチェックくらいはしようと考えていました。仕事上の急ぎの用件があるかもしれないし、1週間まったくメールも見ないのはちょっと、、と思って。
でも、なぜか、現地に着いたとたんに携帯の調子が悪くなり、メールはおろか、インターネットにつなぐことも、できなくなってしまったのです。

これは、「旅行中くらい、ネットもメールも見るな。」という神様からのメッセージかも、と勝手に理解し、旅行中のネット利用はスッパリあきらめることにしました。(一緒にいた夫や父が、スマホもi-Padも持っていたから、ネットくらいは見ようと思えば見ることができたのですが、、。敢えてやめました。)

スマホを持つようになってから、外出中も、常にネットを見たり、フェイスブックをやったりするようになってしまって、便利なようで、それに慣れてしまった自分に抵抗も感じていました。一人でいるときはまだ良いのですが、家族と外出していても、ちょっとした時間に、携帯を見てしまったり。必然的に会話は減るし、目の前の風景も、見ているようで見ていないんですよね。

旅行は、普段と違う風景や人々、「非日常」のなかで過ごすために行くのだから、わざわざ「日常」にアクセスするのは、やめることにしました。そして、「非日常」の世界を、思い切り満喫することにしました。

それで、正解だったと思います。ガイドブックで下調べはしましたが、現地の人と会話して、にぎやかで楽しそうに見える場所に行って、おいしそうな匂いのするお店に入って、その場その場で感じたように行動しましたが、結果的に、盛りだくさんで楽しい旅行になりました。

ほんとに6日間、何も見ていなかったので、帰国後はメールチェックから大変でしたが。あ、今日は、そろそろ仕事も戻らないと。。
旅行中に感じたことを、別のときに、少しづつ書かせてもらう予定ですので、読んで下さいね。

明日から25日(水)まで、お休みします。

2013年09月19日

先週お知らせしましたが、明日(20日)から来週水曜日(25日)まで、夏季休暇をいただきます。この間は、電話等の対応もできなくなりますので、ご了承下さい。

さて、明日からのパリ旅行、6日間という短い日程ではありますが、とっても楽しみです。でも、実際に出発の日が目前に迫ってきて、ちょっと寂しいような気もします。

旅行って、出発の日を心待ちにしつつ、ガイドブックなどで想像を膨らませながら、わくわくしている時間が一番楽しいと思いませんか。私は実は、出発前の数週間が、一番好き。いざ出発してしまうと、非日常的な楽しい時間はあっという間に過ぎてしまって、「もう明日は帰る日?帰ったら現実の生活だ~。」となってしまうので。。

地球の歩き方などを眺めていたら、添乗員をしていたときのことを思い出しました。
毎回、ツアーに行く前には、山のようにガイドブックを集めて、役に立ちそうなページは片っ端からコピーを取り、それをルーズリーフに切り貼りして、自分だけの虎の巻を作りました。お客様には、添乗員が「地球の歩き方」や「ブルーガイド」を見つつ案内している、とは知られる訳にいかないので、いかにも旅行会社オリジナルの資料であると見せかけて、実は、市販のガイドブックの切り貼り。

もちろん、以前にも同じツアーが出ている場合は、前の添乗員が書いた旅程記録が重要な資料になりますが、それとともに、ガイドブックからの情報も、欠かせない資料です。また、ときには、初めて催行するツアーなどもあって、そういったときは、ガイドブックからの情報だけが頼り。現地ガイドはつくのですが、日本語ガイドがいるのは大都市くらいで、地方都市では、英語ガイドの話を通訳する必要があります。

観光ガイドの通訳って、そもそも下知識がないと、できないんですよね。。文字通りに訳しても、聴いているお客様には??という内容になってしまって。ガイドの説明には、歴史や、宗教や、風習や、その国のさまざまな背景を理解して初めて、意味が通じる話が多々があります。だから、訳すときは、文字通りの通訳ではなく、背景の説明を加えつつ、日本人のお客さんが理解しやすいように自分でアレンジしなければなりません。

事前にある程度の知識を持っていることは不可欠。そこで、ガイドブックや歴史、宗教などの本を、山のように集めるんですね。出発前に、すべてを頭にインプットできれば良いのですが、それは難しいので、ツアーに持ち歩けるよう、(お客さんにガイドブックのコピーだとは分からないような)スクラップブックを作って。

ところで、添乗員は、初めてのところにお客さんを案内するときでも、決して、「私は、このツアー初めてです。」とは言いません。初めてだったら、「3回目です。」、3回目だったら「10回目です。」、5回目だったら、「もう何度も来ていて、何回目だか、、。」と言え、と添乗研修で教えられました。

なぜなら、「経験がない。」と分かった時点で、お客さんの信頼度は限りなく下がり、スタートから、不安な気持ちになってしまうからです。「この人、初めてなんだ。」という先入観を持って添乗員の行動をみると、たとえその添乗員が問題なく案内をしていても、「本当に大丈夫なんだろうか。」と不安になってしまいますよね。

だから、ハッタリでいいから、自信を持って案内する。自信を持って案内できるよう、とことん下調べ、勉強をして行く。経験が足りない部分は、きめ細やかな対応で補う。お客さんのニーズを察知して、「かゆいところに手が届く」サービスを提供する。そうすれば、お客様との信頼関係ができて、多少案内に慣れないところがあっても、お客様の満足度は上がる。

添乗員時代に身につけた、この対応は、今の仕事をしていくうえでも、少なからず役に立っていると思います。もちろん、税理士としては、ハッタリばかりではいけませんが。。

今だから言えますが、私が初めて添乗をしたツアーは、「ポルトガルの田舎町をめぐる 13日間」というコースでした。先輩についての研修などもなく、いきなり、ひとりでの添乗。しかも、旅行会社としても初めて出すコース。(初コースで、全く初心者の添乗員、旅行会社としても、勇気ありますよね。。)

もちろん、添乗が初めてです、なんて口がさけても言えないので、経験のあるフリをしていましたが、長いツアーだったし、ボロは色々と出ていたと思います。でも、とにかくお客様に楽しんでもらおうと一生懸命やっていたら、気持ちが伝わったみたいで。成田に到着したときに、「あなたと行けて本当に良かった。良い旅をありがとう。」と言ってもらえて、涙が出そうになりました。この気持ちは、今の仕事をする上でも、私のベースになっています。

あ、旅行のことを書いていたら、またとりとめもなく長くなってきたので、このへんで。

最近、毎日更新していたこのブログですが、旅行中はお休みさせていただきます。
また、帰国後に再開しますので、よろしくお願いします!

読書の時間

2013年09月18日

朝晩、空気がさわやかになってきましたね。
昨日、今日と、朝の空が澄んでいてとってもきれいでした。
夜明けとともに刻々と変わっていく空の様子を眺めていると、自分自身も浄化されていくような気がして、純粋に、今日もがんばろう!という気持ちになります。

一日の終わりまで、その澄んだ気分が続けばいいんですけど、残念ながら日々の生活のなかで色々な雑念が入ってきて、夜眠りにつく頃には、良いものも悪いものも、前向きな気持ちも後ろ向きな気持ちも、入り混じった状態になっているんですけどね。

でも、また翌朝起きて、一日の始まりに静かな時間を過ごすと、澄んだ気持ちに戻ることができ、文字通り「新たな気持ち」で一日をスタートすることができます。だから、私にとって、早起きして一人の時間を作ることは、とっても重要なこと。多少、睡眠時間が減っても、朝はいつもの時間に起きて、自分の時間を死守します。

この貴重な朝の時間にやりたいことが、最近、また増えてしまいました。
それは、「本を読むこと。」
昨年までは、毎日の通勤時間が読書の時間でした。幸いラッシュと反対方向の電車に乗っていたので、往復2時間、ゆったり座って本を読むことができました。電車のなかって、けっこう集中できるんですよね。時間が限られているせいか、その時間内に終わらせようと目標設定をするので、密度の濃い時間を過ごすことができます。

それが、自宅開業してからは、電車に乗る機会も減ってしまい。。お客さんのところに行くにも、電車で数駅とか、車とか。通勤時間が無くなった分、使える時間は増えたはずなのに、なぜか、「本を読む時間」はなかなか確保できず。

税務・会計の専門書に限らず、最近興味を持ち出した自己啓発の本とか、今話題になっている本とか、読みたい本は色々あって、とりあえず買ったり借りたりするので、「時間ができたら読む本」はたまる一方。。

これは、「時間ができたら読む」のではなく、「時間を作って読む」ようにしなければ、永遠に読むことはできないな、と思いました。では、いつ時間を作ったら良いか、ですが、やっぱり私にとって何をしても頭が働く、気持ちが前向きになる時間は、「朝」。

「朝やること」リストに、一日30分でいいから、『読書』を加えてみようと思います。朝起きる時間が、ますます早まりそう。でも、不思議なことに、「朝、4時に起きる。」と思って寝ると、本当に4時少し前に目が覚めます。寝る時間は、いつもぴったり同じではないのですが、決まった時間に目が覚めるのは、本当に不思議。潜在意識って、働いているんですね。。

継続する力

2013年09月17日

9月も後半に入り、朝晩はだいぶ秋らしい気候になってきましたね。
今朝は、明るくなり始めるくらいの時間に外に出て、「空気が冷たい」と感じました。半袖だと寒いくらい。この感覚は、今シーズン初めてです。

さて、最近、ブログをかなり頻繁に更新するようになりました。
周りの勉強仲間や先輩に、影響を受けてのことです。

もともと、私はかなり筆不精。学生時代からの友人は、皆が認めるところだと思います。メールや手紙の返信すら、自分が忙しくなるとおそろかにしてしまい、後になって後悔したこともたびたび。
これではいけない、と思いつつも、ついつい目先のことに追われているうちに時間がたち、結局、「あとでやろう」と思ったことには戻ってくることができない、というのが、陥りがちなパターンです。

そんな自分を知っているので、ホームページを作ることにしたときも、ブログなんて、私には無理。更新できないなら、ブログのコーナー自体作らないほうが良いのでは、と考えました。が、「作りっぱなしのホームページは印象が良くない。定期的に更新していくページは絶対に作ったほうがいい。」、という複数のアドバイスを受け、更新できるかな~という不安を抱えつつも、とりあえずブログのコーナーを設けたのです。

6月半ばにHPを開設して、最初のひと月は、(予想通り)なかなか手がつけられませんでした。1か月間で、更新したのは2,3回。他に優先すべき業務があるから、というのを言い訳に、ブログは後回しに。時間ができたらやろう、と思っていると、なかなか時間はできないんですよね。

それが、何があっても毎日ブログの更新を習慣としている人たちを見て、私も、「時間ができたらやる」のではなく、「ブログを書くための時間を作ろう」と決心しました。

ブログを書くことを、日々の習慣のひとつに取り入れることにしたのです。
毎日、自分で決めたことを継続する、ということにかけては、自信があります。勉強にしても、仕事にしても、趣味にしても、「毎日これをやる。」という具体的な目標さえ定まれば、それに向かってわき目もふらずに努力することはできます。(猪突猛進しすぎる、という難はありますが。)

ブログを書くことが、自分にとって良いことだ、と感じるようになったのは、実際に頻繁に更新するようになってからです。何か特別な出来事があったときに更新する、のではなく、日々何かしら書くことを見つけて更新する、ことを課すことによって、物事に対するアンテナが鋭くなります。これまで気づかなかったようなこと、見ても流していたようなことに、気づき、注目し、感じるようになります。
さらに、それを人に伝わるように書くことによって、自分自身の理解も深まります。

毎日ブログを書いている人たちを見て、よくそんなに毎日ネタが見つかるな~と思っていましたが、同じものを見ても、アンテナをはっているか否かで見えてくるものが違うのですね。やってみて、分かりました。

毎日書く、という宣言は今のところしないでおきますが(常に逃げ道は残しておきたい弱い私。。)、できるだけ、アンテナをはって、日々の生活のなかから気づくことを増やしていきたい、それを伝えていきたい、と思う今日この頃です。

近所の素敵なフランス料理店

2013年09月16日

この悪天候のなか、という感じですが、夫と娘は今、ご近所のフランス料理店で開催している、「親子で料理教室」に行っています。7月はハンバーグ、8月はパン、そして今回が3度目の参加で、キャロットケーキを作ってくる予定です。

作ったものは、試食だけしてお持ち帰りなので、どんなものができてくるか、私も楽しみ。こんな天気のなか、マトモな形で家にたどり着くことができるのか少し心配ですが、なんといっても徒歩1分なので、たぶん、大丈夫でしょう。。

そう、このお店、うちのマンションのすぐ目の前にあるのです。この地区は、駅から7,8分の住宅街で、商業地域ではありません。おそらく、お店の前を偶然通りかかる人はほとんどいなくて、皆、ご近所に住んでいる人か、目的地を目指して歩いている人ばかり。しかも、住人の多くは、小さな子供のいる子育て世代。

こんなところにお洒落なフレンチのお店ができて、やっていけるのかしら?というのが、数年前に開店したときの正直な感想でした。リーズナブルなお値段のわりに、お料理もお酒もおいしくて、ワイン大好きの私(たち夫婦)は、子供ができる前は、よく通っていたのですが。いつ行っても、空いているのは気になっていました。。

それが、いつ頃からか、テイクアウトメニューを出すようになって。まずは、オードブルやパーティーセットからスタートし、2~3人用の「特別な日のためのごちそうセット」が加わり、最近では、気軽に食べられるお弁当や子供向けのハンバーグセットが登場しました。

「小さな子供がいるから。レストランは無理。。な方に。」というのが、キャッチコピーです。我が家は、これにハマりました!小さな子供がいる家庭にとって、「外食をしたくても、なかなか落ち着いてできない。」というのは共通の悩みだと思います。もちろん、ファミレスなどには行きますが、ときには、ちょっと贅沢なお料理を食べてみたい。でも、いいお店に行っても、周りに気を使ってしまって食べた気がしない。。。

そういったニーズを、まさに満たしてくれたのが、「テイクアウトメニュー」でした。さらに、「キッズメニューあり」「小さなお子様大歓迎!」「親子料理教室始めました。」と、開店当初はなかったサービスを次々と開始。

このお店、ブログでも色々と情報を発信しているのですが、常に変化していく様子が見えて、応援したくなります。お客様のニーズに合わせて、お客様がほしいと思うものを提供していこうという姿勢、業種は違えど、見習いたいと感じます。

あ、そろそろ、二人が料理教室から戻ってくる時間です。
果たして、ケーキの出来栄えは、、、?

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追記:力作のケーキは、キャロットとバナナの2種類でした。
とってもおいしくできていて、おやつの時間にゆっくりといただくつもりが、昼食後のデザートに食べてしまいましたよ。(しかも、全部!)

週末は、子連れ加圧トレーニング

2013年09月15日

今日は、朝から大雨ですね。。
いつもの習慣で早起きしたものの、さすがにランニングはできず、激しい雨音を聞きながらこのブログを書いています。

小さな子供がいると、週末といえど行動範囲は限られ、近くのスーパーにお買いものに行ったり、お散歩をしたり、じいじやばあばの家に遊びに行ったり、、というのが典型的な過ごし方です。でも、子供のためではなく、パパやママにも、「自分たちがやりたいこと」をやる時間があってもいいですよね。

私たち夫婦の、唯一の(?)共通の趣味は、「体を動かすこと」です。ランニングは、共通の趣味のひとつですが、もうひとつ、一緒にやっていることがありまして。それが、「加圧トレーニング」。

もともと、加圧トレーニングのことを知ったのは、7,8年前。あたらしもの好きの夫が、本やネットで情報を仕入れてきて、「こんなのがあるんだって。やってみたくない?体験トレーニングをやってるところがあるんだけど。」と話を持ってきたのがきっかけでした。

当時私は、普通のスポーツジムに通っていて、スタジオプログラムなどで満足していたので、「あえて高いお金を払って個別トレーニング?しかも、手足にベルトを巻いてやるなんて、ほんとに効果あるの??」というのが本音。が、身近な人がやっていると自分もやってみたくなるもので、夫につられて、週に一度のレッスンに通ってみることにしたのです。

結局、半年間くらいは通ったものの、レッスン料が安くはない(一時間7000円くらい)のと、それに見合う劇的な効果は感じられなかったのとで、普通のジムでいいかな~と辞めてしまいました。(夫は、私が脱落したあとも数年間は続けていましたが。)

それが、半年くらい前に、相変わらず加圧に関するアンテナをはっていた夫が、「近くに個人宅で加圧トレーニングをやっているところがあるみたいだよ。これなら彩夏(娘)を連れて3人で通えるかも!しかも、1時間3000円だって!!」という情報を持ってきて。

「子連れで通えるジム」に魅かれて、早速体験トレーニングに申し込み。行ってみたら、トレーナーさんが2人いて、夫婦それぞれが個別トレーニングを受けることができ、娘も空きスペースで遊ばせられる、という理想的な環境。うれしくなって通うことを決め、3人で加圧ジムに行くのが、我が家の週末スケジュールのひとつになりました。

1時間のレッスン中、娘が退屈してしまうかな、と最初は心配しましたが、意外にも彼女なりに楽しんでいる様子。私たちがトレーニングをしているのを見て、腹筋運動の真似事をしたり。1,2,3,4とカウントをとったり。バランスボールとか、ロープとか、危なくない器具をちょっと借りて遊ばせてもらったり。

今では、休みの日になると、「今日はうんどう行く?」と楽しみにしている様子。たぶん、私たちが心から楽しんでいるのを、子供なりに感じているんだと思います。子供中心になりがちな生活ですが、時には、「親のやりたいこと」を優先させ、子供に「つきあわせる」ことも、悪くないと思いました。親が本当に楽しんでいることは、子供にも伝わるし、子供にとっても、それがうれしいことのようなので。

子供がいるから、と我慢することばかりでは、子供にとっても良くないですよね。子供と一緒に楽しめることを、これからも色々と探していきたいです。

長くなってしまったので、加圧トレーニングをやってみての効果などについては、また別の時に書きますね。






9月20日(金)~25日(水) お休みをいただきます。

2013年09月14日

今週、来週と3連休ですね。シルバーウィークというんでしたっけ。いまいち、その呼び方に慣れないんですけど。

我が家では毎年、この連休を利用して、年に一度の海外旅行に行きます。子供ができる前は、3連休をつなげて10連休!などとやっていたのですが、幼い子供連れだと遠出は難しいので、ここ数年は、3連休につなげて数日休んで、5,6日間で近場の海外に行くのが恒例です。

一昨年は、グアム(飛行時間が短いため)、昨年は、ハワイ(子連れで過ごしやすい環境なので)と行き、今年はどこにしよう、、と考えました。あれこれ考えて決めた今年の行先は、フランスのパリです。グアム、ハワイときて、なぜ次がパリ?、ちっとも近場じゃない、、と思われそうですね。

実は、三田家恒例の海外旅行メンバーには、私たち夫婦と娘のほか、私の父がおりまして。。父は旅行好きで、カメラとガイドブックを持ってあちこち歩くのが大好き。が、残念なことに、母は、旅行なんて面倒、準備も大変だし、海外なんて行ったら食べるものないし(好き嫌いが多くて)、という感じなので、あまり付きあってもらえず。

結果的に、いつの頃からか、「私たち夫婦+私の父」というメンバーで、年に一度の海外旅行に行くのが恒例になったのです。子供が生まれる少し前からの恒例行事ですが、子供ができてからはますます、「かわいい孫との旅行!」にすすんでついて来るようになった父です。

で、なぜパリなのか、というところに話を戻しますね。この父が、大のヨーロッパ好き。クラシック音楽や絵画に興味があって、若いころに出張で行った、ウィーンやパリが、忘れられないんだそうです。海外出張に行っていたのは、私が小学校の頃なのですが、お土産に油絵を買ってきたりしたことを覚えています。

父の影響で、私もクラシック音楽に興味を持ち、大学時代はオーケストラに所属したりしました。実家にクラシックのレコードがたくさんあって、それを聴いて興味を持ったのがきっかけです。

その父も今年で73歳。まだまだ元気で仕事もしているけれど、元気なときにこそ、本当に行きたいと思っているところに連れていきたいな、と思って、今年は思い切って遠出をすることにしました。

4歳の娘と73歳の父を連れての旅行なので、「直行便があること」、「1か所滞在で数日間楽しめること」という基準で選択したのがパリです。ウィーンやザルツブルグにも、とっても興味があるみたいですけど、そちらはちょっとだけハードルが上がるので、また、次回以降ということで。

まだまだ連れて行きたいところはたくさんあるし、あと5年くらいは、ヨーロッパ旅行が楽しめるくらい元気でいてほしいなあ、と思います。そういえば、添乗員をしていたときには、たくさんの元気な70代、80代のお客様との出会いがありましたが、添乗した数多くの国のうちでも、おそらくナンバー1の僻地(?)、エチオピアへのツアーにも、80歳になるご夫婦が参加していらっしゃいました。毎年、年に3、4回は、夫婦で海外にでかけるのだとか。おだやかで、何があっても悠然とかまえていらっしゃる、余裕のある姿が印象的なご夫婦でした。今も元気で、旅行を続けられているといいな、とふと思い出しました。

とりとめもなく書いてしまいましたが、ということで、20日から25日は、お休みをいただきますので、よろしくお願い致します!
(税金ネタだと、書くのにけっこう時間がかかるけど、旅行ネタだと、とりとめもなくたくさん書ける、ということに今気づきました。。。やっぱり、私の天職は添乗員だったかも?!)

将来的な目標は。。

2013年09月13日

昨日は、開業して10年くらいになる先輩の事務所を見学してきました。10年間で、所員10数人の事務所に成長させた、勢いのあるやり手の税理士です。

開業して半年余りの私から見ると、はるか先を行く先輩ですが、こういった人の話を聞いたり、実際に事務所でどんなやり方をしているのか、事務所の雰囲気はどんな感じなのかを見たりすることは、非常に勉強になるし、刺激にもなります。

今の私が、所員10人の事務所のやり方を見て、そのまま自分のやり方に取り入れられるわけではないし、事務所をそこまで成長させた過程の話を聞いて、自分が同じようにできるわけではないけれど、そういった話を聞くことで、自分はこの先どうしていきたいのか、自分が作りたい事務所の姿を具体的に思い浮かべるようになります。

今、自分ひとりで全てやっている状態なので、気がつくと、入力作業や申告書作成、印刷、郵送、請求書発行まで、日々の雑多な業務をこなしているうちに時間が経っていきます。忙しい毎日で、充実しているといえばしているのですが、やはり、目の前のことをこなすだけでは、5年後、10年後も、今と大して変わらないことをやっていることになるでしょう。

開業1年目で、忙しいと感じるくらいお仕事をいただけているのは幸せだと思います。
が、将来的には、自分ひとりで完結する事務所ではなく、もうちょっと、発展させたいと思っています。何人くらいの事務所にして、どのくらいのお客様をもって、といった具体的な目標は、自分のなかでもまだ固まっていないので、今のところ公言はしないでおきます。でも、近い将来、自宅事務所は脱出する予定なので、まずはそれだけ宣言しておきます。

最近、自分よりずっと先を行く先輩方と話をすることが多く、自分自身の将来の姿についても、考えることが多いです。

もちろん、高い目標を設定しつつも、地に足をつけて、一歩一歩地道な努力を重ねていかなければ、目標を達成することはできないと思います。今、私から見れば成功している先輩方も、そこに行きつくまでには、それぞれ大変な努力を重ねてきたのでしょうし、今でも、さらに先に進むために地道な一歩を重ねているんでしょうから。

でも、一歩一歩地を見て進みつつも、「こうありたい」というゴールは常に頭のなかに設定して、その方向に向かっての一歩にしなければ、到達したい場所には到達できないと思います。

将来的な成長のために、まずは、自分のなりたい姿 ― 目標設定を、明確にしていかなければ、と改めて感じた一日でした。






子育てで学ぶこと

2013年09月12日

おはようございます。
いきなりの、子育て話題で失礼します。

4歳の娘は、毎朝6時半頃に起き(強制的に起こし)、7時半の園バスに乗って(乗せて)、保育園に登園します。保育園でお昼寝の時間があるため、夜寝るのがどうしても10時過ぎになってしまい、できるだけ睡眠時間を取らせたい、と思うとつい、起こすのがぎりぎりになってしまって。ご機嫌で起きてくるときもありますが、たいてい、寝起きが悪く、ときどき、とんでもなくグズることがあります。

今朝は、思いっきり”ご機嫌ななめ”のパターンでした。「まだ眠いの!」「一人じゃ起きられない~。」「ママがおふとんに迎えにきて。」
目が覚めているくせに布団から起き上がろうとせず、言いたい放題。なんとか食卓に連れてきたはいいけれど、朝食に手をつけようとせず、ぐずぐずぐずぐず。。

1週間ほど前にも、同じようなムードの日があったのですが、こちらも朝の忙しい時間に何をやっているの!、と頭にきて、つい大声をあげて怒ってしまいました。でも、その結果は、×××。子供も、さらに感情的になって、泣きわめくわ言うことはきかないわ。結局、朝食も中途半端のまま、けんか状態で送り出してしまいました。私はそのあと、午前中いっぱい気分が悪く。(娘は、園バスに乗ったとたんに忘れたと思いますけど。)
一人になってから、よくよく考えて、幼い娘を(言葉の)力で押さえつけても、決して心から納得させることはできない、もう少し違ったやり方で、娘が自ら理解して行動を変えるように仕向けなければいけなかった、と反省しました。

今朝はそのときのことを思い出し、同じ過ちはすまいと、叱りつけようとした自分をなんとか抑えました。半泣きになりながら、わがままを言いつつ寄ってくる娘に、「じゃあ、まずはギューしようか。どうしたいのか言ってごらん?」と言って抱きしめると、娘はとたんに静かに。これまでギャーギャー言っていたのがウソのように静かになって、「ギューしてほしかっただけなの。ごはん食べる。」と。。期待した以上の素直な反応でした。

感情的になった相手に対応するときに、こちらも感情的になったら、相手の高ぶった感情にさらに火に油をそそぐことになり、事態を好転させることはないのですね。まずは、相手の感情に寄り添うことが大事であると、改めて感じました。

これは、子供に対するときに限らず、仕事上の人間関係でも、同じことが言えると思います。おつきあいしていくうちには、時には誤解が生じたり、意見の食い違いが起こったりすることもありますが、そういったときに、まずは相手の気持ちを理解し、相手の立場から物をとらえようと努力することが大事だと感じます。そうすることによって、相手の気持ちや態度も変わってくるんですよね。

そういえば、添乗員をしていたときにも、そういった経験を何度もしたな、と思い出しました。子供と接していて改めて感じたことですが、これは、税理士としてお客様と接していくうえでも、常に意識していきたいことだと思いました。

行政書士登録抹消の手続き

2013年09月11日

先週、このブログでも書きましたが、私は、行政書士登録を抹消することを決意しました。決めた以上は即実行と、行政書士会に連絡を取り、登録抹消のための手続きを確認。必要な書類等がすべてそろったので、明日にでも提出する予定です。

必要書類のなかには、登録したとき以来、しまいこんで眠らせていたバッジや行政書士登録証(賞状みたいなもの)も。。身分証明書としての行政書士証票は、常に持ち歩いていますが、バッジや登録証は、全く使っていなかったんですよね。

行政書士だけではなく、税理士のほうも、同じように登録証とバッジと税理士証票があるのですが、使っているのは税理士証票のみ。そういえば、数か月前に、税理士会でバッジと税理士証票のチェックがあって、バッジをあわてて探しました。紛失すると、会報に「亡失公告」として氏名が載ってしまうので、さすがにそれは避けたくて。机の奥に見つけてたときは心底ほっとして、行政書士のバッジとともに、「大事なもの入れ」にしまいました。なので、今回は、すんなりと行政書士の登録セットをそろえることができたのです。

明日、手続きをすると、9月末付で登録が抹消されるそうです。このホームページも一部変える必要があるので、さっそくそちらも取りかかり、月末までにはなんとかする予定です。

今回、登録解除を決めた理由のひとつには、実際に活用できていない資格のために会費を払い続けるのはもったいない、という本音がありました。税理士会、行政書士会等への所属は、その資格をもって業務を行うために必須ですが、その他にも、自分の活動の幅を広げるため、いくつかの団体に所属していて、それぞれについて会費がかかります。自分にとって何が必要かを見極めないと、あちらこちらに会費ばかり払うことになりそうで、今回は、行政書士会を、今の自分にとっては必要ではないもの、と考えて退会することにしました。

会費といえば、今日、知り合いの司法書士さん(ご年配の方です。)と話していたら、こんなことを言っていました。
「私が仕事をたくさんやって稼いでいた頃は、司法書士会の会費は、稼ぎに応じて決められる方式だったから、稼げば稼ぐほど会費も高く取られた。それが、仕事を減らして稼ぎが少なくなった今は、収入にかかわらず一律になってしまって。会費の負担もばかにならないよ。なんか、損をしている気がするね。」と。

稼ぎに応じて負担する会費、開業間もない者にとっては、ありがたい制度だな~と思いました。今は、どの士業でも、稼ぎにかかわらず定額のようですが。。

後期高齢者医療制度の負担金 - 1割? 3割?

2013年09月10日

先日、あるお客様のところを訪問したときのこと - 80代になる先代の社長さんが出ていらして、少々普段と違う様子でおっしゃいました。

「これは、どういうことだい?健康保険の負担金が1割から3割になると書いてあるんだが。何かの間違いではないのかね?」と。

見ると、8月1日より被保険者証が変わり、窓口負担の割合が1割から3割に変わる、とのお知らせでした。

一部負担金の割合は、毎年8月1日を基準日として、その基準日の年度(今年8月1日~の基準年度は平成24年1月から12月まで)の市町村民税課税所得で判定します。したがって、今年8月から負担割合が増えたということは、平成24年の所得がその前年より多かった、ということなのですが、その判定方法が少々複雑なため、今回のケースのように、実際に変更のお知らせが届いてみて「こんなはずでは、、」ということが起こります。

判定方法の概要は、次の通りです。
(一つの世帯に被保険者が本人のみの場合と、配偶者など他に被保険者がいる場合で判定方法が異なるのですが、両方説明すると混乱するので(説明している私が)、配偶者などがいる場合を説明しますね。)

①本人および同じ世帯にいる被保険者の基準年度の市町村民税課税所得が、いずれも145万円未満か
YES → 1割負担
NO  → ②へ

②本人および同じ世帯にいる被保険者の平成24年中の収入の合計額が、520万円未満か
YES → 申請が認められると1割負担
NO  → 3割負担

注意すべきなのは、第一段階である145万円の判定は、課税所得で行うのに対し、第二段階である520万円の判定は、収入金額で行う、ということです。

所得というのは、必要経費や各種控除(給与所得控除、公的年金等控除、社会保険料控除、配偶者控除等)を差し引いた後の金額、収入というのは、必要経費や各種控除を差し引く前の金額です。

つまり、経費や控除の金額が大きく、所得としては決して多くはない場合でも、145万円以上になると、第二段階で収入金額により判定されることになり、同じ世帯の被保険者の収入金額と合算して520万円以上になると、3割負担になってしまうのです。

冒頭の社長さんの場合は、例年、同一世帯の被保険者と合算した収入金額は600万円程度あったのですが、課税所得が140万円前後で、第一段階で1割負担になっていました。ところが、平成24年は経費が例年と比べ少なかったため、微妙なところで第一段階の145万円を超えてしまい、第二段階の収入金額で判定されて3割負担になった、という状況です。

1割負担か3割負担かで、ご本人の受ける負担感は全く異なります。所得税申告書の作成をお手伝いする段階で、この判定のことが私の頭にあれば、ご本人が突然の通知にびっくりしないように、何か対処することもできたのでは、と思いました。

それにしても、年金とか、健康保険とか、制度が複雑で変わることも多く、アップデートが大変です。。もちろん、専門的なところは社会保険労務士さんにおまかせしてしまいますが。ある程度の知識は、持っておかないといけないですものね。

ランニング再開!

2013年09月08日

8月半ばに大転倒して痛い目にあって以来、朝のランニングはしばらく控え、(危険性の低い?)ウォーキングにとどめていましたが、そろそろ歩くだけでは体が満足できなくなってきました。走るのにちょうどよい気候になってきて、家のまわりでも、朝に夕に、ランニングをする人たちを多くみかけます。歩くのもいいけれど、やっぱり走りたい、、という欲求を抑えられなくなってきたので、ランニングを再開することにしました!

転んだときにできた傷は、怪我としてはほぼ治りました。が、やはり跡はそう簡単には消えず、場所が場所なので(一番ひどい怪我だったのは、顔のど真ん中で鼻のあたり。)、今、跡を目立たなくするための治療を受けに皮膚科に通っています。「半年から1年がかりだね。」と先生に言われ、塗り薬と飲み薬、さらに貼り薬までどっさり処方されました。時間をかければ、ある程度はきれいになるそうです。完全に消えるわけではないそうですけど。もちろん、精神的ショックは大きかったのですが、ここ数週間、人に会うたびに怪我の説明をしているので、だんだん感覚がマヒしてきて、まるで他人ごとのように、起こった事実を客観的にとらえられるようになってきました。。

さて、ランニングに話を戻すと、当面の目標は、11月17日(日)に行われる「川崎国際多摩川マラソン」です。等々力緑地からスタートして、多摩川沿いを走るハーフマラソン。地元川崎で行われることと、多摩川沿いを走る気持ちの良いコースだということで、一度は出てみたかったのですが、近年は競争率も高く、なかなか参加することができませんでした。今年は、川崎市民のための先行予約枠に、募集開始日の開始時間ぴったりにインターネットで申し込みをして、枠に入ることができました!

走るのが好き、といっても、実は今まで参加した大会は10キロまでなので、ハーフマラソンは初めてです。あと2か月、なんとかコンディションを整えて、良いタイムを出したいものです。

ランニングにはまっている人は多いので、何かの集まりに行っても、たいてい一人や二人はランナーがいるのですが、この間、地元の税理士会と税務署との交流会に参加したときにも、税務署側に、大変な強者のランナーがいました。毎朝、平日は10キロ、休日は20キロ走っているそうです。余程の悪天候のとき以外は毎日。さらに、自宅から税務署まで通勤するのに、5,6駅の距離を走ることも多いとか。「走らないと体が気持ち悪くて。」と言っていましたが、「その気持ち、分かります~!」とすっかり意気投合して盛り上がってしまいました。私たち税理士が税務署の方々と接するのは、「税務調査のとき」が多いので、決して気兼ねなくお話することのできる相手ではないのですが、興味の対象が同じだと、普段の「見えない壁」が取り除かれることもあるんだな、と感じました。もちろん、その職員さんと税務調査で会ってしまったら、対応は全く異なるんでしょうけどね。。

なんて書いていると、テレビから「2020年オリンピック開催地、東京に決定!」とのニュースが!特別の興味を持って見ていたわけではないのですが、やはり、うれしいですね。これで、景気もどんどん良くなって、私たちの仕事にも良い影響があるといいな!

今後の方針 - 行政書士業務の廃止について

2013年09月07日

朝夕は、秋の風を感じるようになりましたね。
夜、涼しい風が気持ちいいからと窓を開けて眠ってしまったら、朝方寒くて目を覚ましてしまいました。朝起きたら、子供はくしゃみばかりしているし。(おなかを出して寝ていますからね、、。)季節の変わり目は、気をつけないといけないですね。

さて、ここ数か月、ずっと迷っていたことがあります。
それは、今後、行政書士として仕事をしていくか否かということ。
そもそも行政書士の登録をしたのは、以前勤務していた事務所での仕事上、必要があってのことでした。今年初めに税理士として独立開業するときに、行政書士の登録をどうするか、非常に迷いました。継続することにしたのは、自分にとっての中心はあくまで税理士業務だけれど、プラスアルファの資格として行政書士もあれば、業務の範囲も広がるのではないかと考えたからです。

そして、行政書士の多岐にわたる業務のうち、最も興味があったのは、外国人の申請取次業務です。私はもともと語学が大好きで、前職は海外旅行の添乗員。海外とのつながりは、私にとって非常に大切なものでした。この業界に入ってからも、最初に就職したのは、主に外資系企業を顧客とする税理士法人です。

自分自身で独立開業し、地域に根ざした活動をしたい、と考えるようになって、「海外とのつながり」は、私のなかで優先順位が下がりました。しかしながら、何らかの形で海外・外国人と関係のある仕事をしたい、という気持ちはなくなったわけではなく、行政書士の業務範囲である「在留外国人の入管関係の仕事」は、私にとって非常に魅力的なものに映ったわけです。そこで、行政書士登録を継続し、「申請取次行政書士」という入管業務を行うのに必須の資格も、研修を受けてとったのですが、、。

実際開業してみて感じたのは、資格を持っているだけで仕事はできない、ということ。その道の専門家としてお客様にサービスを提供するためには、それなりの知識と情報と経験が必要です。税理士としての業務だけでも、会計帳簿や申告書の作成はもちろんのこと、経営相談あり、会社設立手続きあり、相続ありと多岐に渡り、お客様ごとにそれぞれ異なる要望に対し、満足していただけるサービスを提供するためには、常にアンテナをはって、知識を仕入れ、情報をアップデートしていかなければなりません。それを、行政書士業務についても行うのは、並大抵のことではないと、やってみて痛感しました。。。

将来的に事務所を拡大して、人員が増えれば、業務の範囲を広げることも可能かもしれません。そうしていきたいな、という希望はあります。でも、今のところは、守備範囲を広げて知識も広く浅くになってしまうよりも、税理士業務に自分の意識を集中させ、知識や情報を得るためのアンテナをたてていきたいと思います。

海外関係の仕事をやりたい、という気持ちも、捨ててはいません。税務・会計の知識と、語学力、添乗員としての海外経験が、どこかでマッチするような仕事がいつかできるよう、今は日々の仕事をがんばっていきたいと思います。こうしたい、と強く願うことによって、いつかはその通りになる、と私は信じています。今までにも、実際にそのような経験をしていますから。

ということで、行政書士の登録は、近いうちにいったん抹消する予定です。実際に手続きを取ったら、ホームページも修正する必要がありますので、またこちらでもお知らせ致します。

記帳指導のお仕事 - 開業費の取り扱いって?

2013年09月05日

税理士会から委託された仕事で、開業まもない個人事業主に対する記帳指導というのがあります。開業して、開業届を出して、事業が動き出し、さあ、帳簿もつけていかないといけないけれど、実際のところ、どうやったらいいんだろう?という事業主の人に対して、帳簿のつけ方や資料のまとめかたなどを指導するお仕事です。

今年度、何人かの事業主の方を担当することになり、7月から月に一度くらいの頻度で訪問し、それぞれの方の経理知識、希望に合った方法で指導をさせていただいています。ほとんどの方は、「やよいの青色申告」というソフトなどを使って自分で帳簿をつけているので、勘定科目はどれを使ったら良いのか、借入金を返済したときはどのように記帳したら良いのか、といった入力に関する質問や、売掛帳・買掛帳のまとめ方、資料の保存方法、などに関する質問に応えつつ、仕訳をチェックする形で進めています。簿記の基礎知識がある方もない方もいらっしゃいますが、皆さん一生懸命で、いずれ、事業が大きくなったら社員または税理士に任せるかもしれないけれど、まずは自分でできるようにしておかないと数字も理解できないから、と言って、必死にやろうとしています。本業は、飲食店経営だったり、大工さんだったり、コンサルタントさんだったりと様々ですが、経理とは遠いお仕事の方ばかり。でも、自分自身の事業を数字の面から理解できるようになろうと、一生懸命努力している様子は皆さん一緒で、限られた期間のおつきあいにはなりますが、その間に、少しでも助けになることができれば、と心から願ってしまいます。

さて、この記帳指導の仕事で、決まって受ける質問が、「開業費」に関する質問です。開業した日、というのは、税務署に開業日として届出を出した日のことをいいますが、開業日以前にも、通常は、開業準備のために様々な支出をしています。具体的には、取引先を獲得するための接待交際費、旅費交通費、開業に先立って借りた事務所の光熱費や家賃、電話代、消耗品費等です。これらの開業前に支出した費用が、税務上の経費になるのか否か、なるとしたら、どのように帳簿に入れれば良いのか、というのが皆さん共通の疑問です。
結論から言うと、それらは、開業した日にまとめて「開業費」として計上し、償却によって費用化することになります。ちなみに、家賃や光熱費等経常的な費用に対する支出は、個人事業主のみが、開業費として認められます。(法人税法上は、開業費とは認められません。)また、備品や設備等、減価償却資産に該当するものは、開業費ではなく、固定資産として計上し、減価償却により費用化します。

開業費は、ひとつひとつの支出について仕訳をきるのではなく、別途エクセルなどで明細を作成し、その合計値を、開業日付で「開業費」として資産に計上することになります。税務上、開業費は任意償却が認められているので、開業費として資産計上した金額のうち、開業費償却/開業費 と仕訳をきってその年(期)に費用化する金額は、任意に決めることができます。つまり、開業した年は初期投資が多くて赤字、なんていう場合は、開業費は全く償却せず、翌年以降に利益が出たときに、費用化することが可能です。償却期間の許容範囲は定められていないので、開業後6年目、7年目まで資産として残すこともできます。便利な科目ですよね。。

ただし、開業費の明細はちゃんと作成して、支出時の領収書等とともに保存しておくことが必要です。

今日も1件、記帳指導のお仕事が入っています。女性の事業主の方で、いつも女性同士のおしゃべりを楽しくさせていただいています。こういったコミュニケーションも、この仕事の楽しみのひとつです!


税務調査後 - 「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」?

2013年09月03日

先日、ひと月ほど前に税務調査が終結したある会社に、税務署から、「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」が送られてきました。今までに見たことのない書類です。法人税、消費税、源泉所得税と、項目ごとに「更正決定をすべきと認められない課税期間等」という欄が設けられていて、修正がなかった税目については、その調査対象期間が記入されており、修正があった税目については斜線が引いてありました。

平成23年度税制改正により、国税通則法の改正が行われ、今年1月1日以降に行われる税務調査について、手続の明確化が図られました。その一環で、調査終了時の手続について、税務署の納税者に対する説明責任を強化する観点から、こういった通知書が発行されるようになったようです。

それにしても、今回の調査では、税務署側が最初から、法人税のある項目に的を絞ってきて、調査の8割くらいをその項目についての議論で費やしました。結果的に、対象税目は、上記3税目と言われていましたが、実際に調査でみたのは法人税のみ。。なので、給与台帳すら見なかったのに、源泉所得税について「更正決定等をすべきと認められない」というお墨付きをいただいてしまったことになります。まあ、処理に問題なし、と認められたのですから、こちらとしては異議はないのですが、なんだかすっきりしない感じです。

今回の件に限らず、税務署等の役所とやり取りをしていて感じるのは、役所は、法律に従い、「正しい」処理を行うよう指導すべき立場にあり、それに従っていない場合は、いかなる会社に対しても、公正かつ公平に対処するというのが建前ではありますが、実際には、対応する調査官の裁量だとか、対象となった会社の状況により、結論が変わることが多々あるということです。

なので、「役所の言うことだから」、と鵜呑みにせず、とるべき処理について、会社やそれをサポートする税理士が、何が正しいのか、どのようにしたら(法律の許す範囲内で)より良い結果を会社にもたらすのかを、自身でよく検討することが大切だと強く感じました。
当たり前のことかもしれませんが、それを改めて感じることが多い日々です。

税務調査でチェックされやすい点

2013年09月01日

昨日、宣言した通り、ひと月以上前に予告した「税務調査でチェックされやすい点」についての記事を(忘れないうちに)書いておこうと思います。

税務調査で指摘されやすい点の主なものは、以下のとおりです。

①売上の計上もれ
たいていの税務調査では、「売上」がまず始めにチェックされます。売上の一部が計上もれになっていたり、計上のタイミングが違っていたり、といった誤りが見つかりやすいからです。見るポイントは、以下のとおりです。
・売上の計上基準は誤っていないか
・売上の計上もれはないか
・当期に計上すべき売上が翌期に計上されていないか(期ズレ)
・現金での取引、単発の取引で、帳簿に計上されていないものはないか
元帳、通帳、請求書等を照合し、誤りがないかを確認していきます。現金取引の多い会社や、売上が大幅に減少した会社などは、念入りにチェックされることが多いです。

また、計上もれが疑われるような場合は、社長個人の通帳を見せるように言われることもあります。売上の入金が、会社の通帳ではなく、社長個人名義の通帳に入っていないか、のチェックですね。そこまで見せる必要があるか否かは、判断が難しいところです。私が最近経験した調査では、社長と話し合った結果、何もやましいところがないのだから、とりあえず過去1年分を見せよう、ということになりましたが。。「法人の調査なのに、なぜ個人の通帳まで見せる必要があるのか。」という考え方にも、一理あると思います。個人的には、あくまで見せない、というのも税務署の気をひくだけなので、通帳1冊分くらいは、「何もないよ」というのを証明するために見せてしまっても良いように思います。

②社長やその親族との金銭貸借
社長やその親族に対する貸付金や借入金は、税務調査で必ずといっていいほどチェックされます。特に貸付金については、相当な利率で利息を計上しているか、という点が重視されます。今年であれば、年利4.3%以上の利率で利息が計上されていれば、問題ありません。それ以下の利率であったり、そもそも利息を計上していなかったりすると、「受取利息計上もれ」として、法人の所得に加算されるか、あるいは、4.3%の利率と実際に貸付けている利率との差額が、給与として課税されることになります。
関係会社に対する金銭貸借でも同様です。

③保険
保険料の支払いは、その契約内容によって、経費(損金)に計上できるものと、保険積立金として資産計上すべきものとがあります。その取扱いについては、かなり微妙なものもありますので、税務調査でも、保険料として経費にしているもののうち、税務上は保険積立金として資産計上すべきものがないか、という視点でチェックされます。たいていは保険証券を確認するので、事前に自ら確認しておく必要があります。

④中退共
③の保険料と関連するのですが、中小企業の退職金共済(中退共)もチェックされることが多いです。中退共は、会社側としては掛け捨てで、従業員が退職したときに、直接従業員に共済から退職金が振り込まれます。最近、調査官から聞いた話なのですが、この中退共の制度を悪用し、会社が従業員に内緒で従業員名義の口座を作り、退職金を会社が受け取ってしまうという例が発生しているそうです。もちろん、受け取った退職金は、会社の簿外資産になりますので、そういったものがないかどうかチェックしているそうです。そこまでする会社が存在する、ということにびっくりしましたが。。(そもそも、従業員名義の口座って、簡単に作れてしまうんですかね?!)
また、中退共の対象は従業員なので、役員になると抜ける必要があります。が、役員になったかどうかは自己申告制なので、役員になったあとも中退共に入り続ける、ということが実際にはできてしまうことがあります。そういった場合は、役員になった以降の期間に対応する共済金は、「役員給与」に該当する、と指摘される場合があるので、注意が必要です。

まだいくつか、チェックされやすい点としてあげたいものがあるのですが、長くなりそうなので今日はこのへんで。また、別の機会に、源泉所得税の面からみたチェックされやすい点などを書いてみたいと思います。

9月に入りましたが、今年は残暑も厳しいそうですね。みなさま、お体に気をつけてお過ごし下さい。